謎のアニメ感想家(笑)、トーノZEROです。
今日のGungraveの感想。
ついに第1話に戻ってきましたね。
内容はほぼ第1話と同じ。ただ、冒頭部に突っ込んでくる車のシーンが追加されたり、最後にブランドンを誰が殺しに行くか相談するシーンが追加されたり、完全に同じというわけではありませんね。
加えて、同じシーンでも、ブランドンのモノローグが加わったり、回想のカットが挟まるることで、ちょっと第1話とは違うニュアンスが出ていますね。
第1話は、ミカの視点から、謎の人物ブランドンを見ている形だったわけですが。
今回は、ブランドンの視点から見る形になっていますね。それは、視聴者がブランドンの視点を共有できるだけの知識を持っていることから可能になる変化ですね。
たとえば壊れた建物を見上げるブランドン。このブランドンの心情を、これまでGungraveを見てきた今の視聴者は理解できます。
今回の一言 §
同じ話を2回放送することは、作品作りの労力の点からは手抜きと見られる可能性がありますが、同じ映像に違うニュアンスを与えることは演出的に興味深いチャレンジのように思います。